血糖値を下げる 藤城式食事療法
「高カロリー食品の食べすぎ」
「肉や脂っこいものをとりすぎ」
もしあなたがこんな風に思っているのであれば、大きな勘違いをしています。
実は、カロリーや脂肪を減らせば血糖値が下がるということは、基本的にありません。
例えば、食パン1枚とステーキ1枚、どちらがより血糖値を高めると思いますか?
答えはなんと、
食パン なのです。
カロリーだけを比べれば、もちろん食パンよりもステーキのほうが圧倒的に高カロリーです。
ですが、食後に血糖値を急上昇させるのはパンの方なのです。
特に食パンやフランスパンは急激に食後血糖値を上げるので注意が必要です。
このように、低カロリーの物を食べたからといって血糖値が下がるとは限らないのです。
これまでの間違った常識を全て捨ててください。
こういった糖尿病食の「常識」を全て疑い、どのような食事を行えば血糖値を改善できるのかを考えて30年間研究してきました。
すると、これまで病院で指導されてきたことがどれだけ間違っていて糖尿病治療に役に立っていないかがはっきりわかってきました。
そのような常識や間違いを一つ一つ排除し、
血糖値改善に効果のあるものだけを積み重ね、
30年という年月をかけて完成したのがこの方法なのです。
糖尿病を根本から治癒する薬はありません
一般に、病院で糖尿病と診断されると「食事と運動に気をつけて薬を飲んでください」
と言われ、当たり前のように薬を処方されます。
医者に処方された薬だから安全だと思っている方も多いかもしれませんが、
それは全くの誤解です。
実は糖尿病の薬には
副作用 の危険があります。
一番怖いのは「低血糖障害」です。
そもそも糖尿病とは「血糖値が異常に高くなる病気」です。
ですから「血糖値を抑える薬」を飲むわけですね。
ところが、これが効きすぎると逆に血糖値が下がりすぎる(=低血糖障害)
になってしまうことがあるのです。
しかもこの副作用は珍しいものではありません。
実際に、低血糖による被害が多数報告されています。
残念ながら、糖尿病を根本から治癒する薬は、現在ありません。